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当社では公共施設の管理が多いですが、集合住宅に加え学校関係の剪定作業も多く手掛けています。今回は都内の中学校のメタセコイアなどの剪定作業を行いました。　メタセコイアは和名でアケボノスギと言われていますが、ほとんどの人はメタセコイアと呼ぶことが多いです。樹高は25～30ｍぐらいあり円錐型の樹形はとても美しいですし、メタセコイア並木は圧倒される景色です。日本では３００万年から１００万年前ぐらいまで多く分布していたようです。そのころからあまり進化していないことから「生きる化石」と呼ばれる樹木です。なかなかロマンがあります。針葉樹でありながら落葉する珍しさもあり、公園や学校など広い敷地のある場所ではシンボルツリーに用いることもあります。

　剪定する立場から言わせてもらうと枝が柔らかくすぐに折れるので枝先まで体が運べないので幹近くから剪定するので登って剪定すると小さくなってしまい、メタセコイアの良さが失われてしますので、個人的には剪定しなくてもよいところに用いる樹木ではないかと思っています。とはいえ仕事ですから依頼主の希望に沿って剪定しなければと・・・。今回はネットフェンスも近いのでできるだけ小さく剪定します。枝数も多く登りやすいので下枝のところは2年目の社員さんに剪定してもらいました。下枝とはいえ6メートルを超えればマンションの3階ぐらいにはなりますから慣れない人は恐怖を感じます。まずは下枝の剪定や掛かり枝の処理など高さと木登りに慣れてもらうのが大切だと考えています。けがをしては元も子もないので、安全を確保しながら上達する道を自身でみつけてもらえるようサポートしています。自分で1本剪定して仕上げると他では味わえない達成感があります。もちろん最初から上手には行きませんが、自分が上達していく過程もなかなかのものです。

　剪定作業や造園業に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。