株式会社寺脇

東久留米・新座市近隣にお住まいの方で造園・植木仕事をお探しの方へ

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2021/10/31

10月末日に豊島区雑司ヶ谷の鬼子母神大門ケヤキの剪定作業がありました。

鬼子母神大門ケヤキは東京都が管理する天然記念物のケヤキで樹齢が400年ほどと言われているそうです。幹周も9メートあり、私も2~3メートルの大きなケヤキの剪定はちょこちょこありますが、このスケールのケヤキに登ることはありませんでした。ここ2.3年毎年剪定の作業をやらせていただいていますが、荘厳なケヤキの佇まいに独特な緊張感があります。剪定の作業内容も樹木医の方が毎回診断し、その診断内容を踏まえて、電線や建築物に接触しそうな枝を剪定するというのが毎年の流れでしたが、今回は下枝の太い部分にサルノコシカケ(比較的大きな樹木にできるキノコ)が発生し、樹幹の中が空洞になり強風や降雪の重みで折れると危ないということで、通常より大胆に切除しました。鬼子母神の参道ということで道も狭いですし、参拝される歩行者や商店街の住民も多く通り、簡単に枝を切落すと危険ですので、こういった場合には太い幹はロープで吊りながら剪定します。今は吊切り作業をリギングなどと呼びますが、知識と経験が必要な作業ですし、お庭の手入れではまず登場する技術ではないと思います。今回の作業では木の上で作業する人・下でロープを持って剪定樹木を吊り降ろす人・周囲の安全確保と枝の運搬作業をする3名で作業にあたりました。 このような作業にはチームワークが大切で意思の疎通がきちんと出来ていないことが事故の原因となります。普段からコミュニケーションが取れる仕事環境で様々な経験と実績をチームで共有できていれば難しい仕事に直面した時に慌てず自信をもって作業できます。もちろん、この日も事故も怪我もなく15時には仕事を終え、東久留米・新座市には16時過ぎには帰社しました。早く仕事が終われば、道も空いていてスムーズに帰社出来ます。

今回のような天然記念物の樹木の剪定に関われることは貴重な体験で造園業の楽しさです。また、お昼は鬼子母神参道の美味しいコーヒーを出す喫茶店で食事をしましたが、古い店舗をリノベーションして、おしゃれなカフェや木工やアクセサリーなどのお店もあり若い経営者の方が頑張っている姿を見れるのもいろいろな場所で仕事をする弊社の造園スタイルのたまものかもしれません。

 

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